【2015年秋アニメ】完走アニメ感想録
こんばんは、パンドラの箱の中で最後に残っていた希望、の代わりに入っていたエビフライダーです。
もういくつ寝るとお正月という時節ですが、秋アニメがぼちぼち最終回を迎えました。
【2015年秋アニメ完走作品】
新妹魔王
すべF
終物語
小森さん
ワンパンマン
ゆるゆり三期
緋弾のアリアAA
櫻子さん
庶民サンプル
うしおととら
ハッカドール
巨人中学校
ヴァルキリードライヴ
おそ松さん
ごちうさ二期
— ウラフライダー (@uraflider) December 24, 2015
まずは私的2015年秋アニメ、トップ5をどうぞ。
―ランキング―
1位:俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」としてゲッツされた件
2位:ゆるゆり さん☆ハイ!
3位:ハッカドール THE あにめ〜しょん
4位:ヴァルキリードライブ マーメイド
5位:おそ松さん
以下、視聴した作品について感想などをチラホラと書いていきます。
―感想―
♢新妹魔王の契約者 BURST
規制も含めて楽しめる作品でした。物語全体はシリアス寄りで、戦闘シーンも緊迫感があるのだけど、それらを凌駕する猥褻シーンのオンパレード。10話という短さのためか、後半は展開が雑で駆け足になっていたけれど、終始突っ込みどころがあって楽しめました。
原作既読。1つの事件にたっぷり11話を費やすのは、どうしても間延びした印象を受ける。しかし、真賀田四季という天才の孤独が綺麗に描かれていたし、最終話の茶目っ気も魅力的。犀川先生の目薬シーンやユニークなシャツの絵も良いアクセントになっていました。
♢終物語
物語シリーズは原作未読、アニメも飛び飛びでしか観ていないのだけど、こんなに暗いストーリーだったっけ、と首をひねりたくなる。とにかく陰鬱で話全体の空気が重い。神原駿河がいなかったら最後まで視聴できていたかどうかも怪しい。
♢小森さんは断れない!
主人公のパイオツがカイデーだったことしか記憶にないです。時間が短すぎてストーリーもあってないようなものだったけど、小森さんと男の子との関係がどうなっていくのか、今後が気になるところ。
♢ワンパンマン
1話の地底人との戦闘シーンだけ5回くらい観た。圧倒的な作画と人気声優ばかりのキャスティングに、1話観るたびに重厚な映画を堪能したような気持ちにさせられる。ただ、「このキャラとこの声質はミスマッチだなぁ」と思う箇所もあり少し引っかかった。
♢ゆるゆり さん☆ハイ!
1期や2期よりも断然面白かった。過剰なあかり弄りや顔芸が減り、百合成分とギャグのキレが増していて、観ていて和やかな気持ちになる良作でした。OPに止め絵が多いことが残念だったけど、概ね満足です。あと8話のサイレントパートだけ繰り返し観るのが日課になりつつあります。
♢緋弾のアリアAA
悪い意味でクソアニメでした。BGMが戦闘シーンにそぐわなかったり、謎のロボが出てきたりとダメな箇所は枚挙に暇がないけれど、特に5話の自転車回が噴飯物で残念でした。早く本筋の二期来てくれー!
♢櫻子さんの足元には死体が埋まっている
あまり目立たない作品ですが、毎回ワクワクしながら観ていました。正太郎と櫻子さんが毎話事件を解決しつつ、大きな流れとして二人の関係性が紐解かれていくという流れは確かに地味ではあったけれど、美しい背景や櫻子さんのキャラクターに惹かれて飽きること無く観られました。それにしても、結局花房の正体はなんだったのだろうか……
♢俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」としてゲッツ♥された件
今までとは全く違う次元から発信されたアニメだと感じました。 最初はただのハーレムラノベアニメだと冷ややかな面持ちで視聴していたのですが、回を増すごとに今作の特殊さに気付き、最終話では感動しながら大笑いするという矛盾を孕んだ気持ちにさせられました。
おそらくどんなに言葉を費やしても、私は庶民サンプルの面白さを説明することはできないでしょう。どのジャンルにも上手く収まらない、唯一無二のアニメ。とにかく多面的で、パンキッシュで、味わい深い作品でした。
可もなく不可もなく、つまらなくはないけれど特筆するようなインパクトも無い作品でした。後半少し展開が早かったのが気になったけど、作画も声も及第点は取れてました。
♢ハッカドール THE あにめ〜しょん
とにかくテンポが良くて心底楽しめました。パロディはキレッキレだし、起承転結はしっかりしているし、OPは『未確認で進行形』を思わせる、女の子の可愛さを凝縮した仕上がりになっていていました。
♢進撃!巨人中学校
15分アニメだったら割りと楽しめるのだけど、後半の声優パートが蛇足。アニメ自体は、本家の進撃の巨人をなぞりつつ、エレンたちの日常をユーモアたっぷりに描いていて面白かったです。
♢ヴァルキリードライヴ マーメイド
視聴するたびに偏差値が下がる音が聞こえてきそうなアニメでした。女の子が絶頂すると武器に変化するという設定にまず驚愕しましたが、観ていくとそのシリアスな展開とバトルシーンに自然と惹きこまれていました。EDの電波ソングも個人的に好みです。
♢おそ松さん
すっかり腐女子の玩具にされた感のある今作ですが、ブラックユーモアもパロディもレベルが高い。おそ松さんではほぼ全てのキャラがボケにもツッコミにも回れるし、行動がフリーダムなので楽しいです。来年から二期もあるそうなので、引き続き観ていきます。
一期視聴済み。終始ふわふわとした空気が漂っているアニメでした。9話での佐倉綾音さんの絶叫もグッド。ただしギャグに関しては、ゆるゆり等他作品よりも多少パンチが無くて退屈。まあほどほどの癒やし効果は得られたような気がします。
秋アニメ、全話視聴した作品は15個でした。途中で切ってしまった他作品はごめんなさい。
前期と比べると数は減りましたが、今回はなかなか頭のおかしいパンキッシュな作品が多かったような気がします。特に庶民サンプル、新妹魔王、ヴァルキリードライヴの作り出す魔のトライアングルに、私はすっかり飲み込まれ、魅了されてしまいました。
来年から始まる冬アニメにも期待しつつ、年を越そうと思います。