5月、新緑、京都にて
ジョンソンアンドジョンソンのジョンソン担当、エビフライダーです。
先日、唐突に"京都行きたい欲"が湧いてきたので、桜も散ってあまり観光客もいないであろうこの時期に旅行へ行きました。
この日は朝から曇天だったけど、新幹線に乗って着いたときから急に晴れた。まずは30分ほどなだらかな山道を歩き、貴船神社に向かった。赤い灯籠は夜に明かりが入れられてとても幻想的だそうだ。新緑が青々としていて、日陰に吹く風が心地よかった。
昼食は川床の座敷で頂いた。マイナスイオンでも出ているのか、座布団に座るとひやりとした空気が肌を撫でた。川の流れは早く、砂嵐のときにテレビから流れるノイズくらいの音が絶えず耳朶を打った。
泊まる場所はホテル近鉄京都駅にした。ホテルの部屋から電車が見られると知人から聞いていて、以前から行きたいと思っていたところだった。窓の外には京阪や奈良線を走る電車があり、いつまでも眺めていられた。
夜は「よしむら」さんで蕎麦を食べた。
今日は京都の五条駅を出て歩いて2秒、「よしむら」さんへ。蕎麦がメインだけど日本酒に合う肴が充実、値段もお手頃。外国のお客さんが多いけど品の良い人が多い。何より接客が真心一杯でほっこりする、良いお店でした。 http://t.co/KWc2J7QANf
— ウラフライダー (@uraflider) 2015, 5月 30
特に酒の肴として頼んだ揚げそら豆がふっくらしていて絶品だった。家に帰って実践してみたけど、あの絶妙なふっくら加減が出せなくて悔しかった。何か特別な粉でも付着させてるのでは、と勘繰りたくなるほどのふっくら具合だった。
2日目は新幹線の時間まで伏見周辺を散策した。御香宮神社にお参りしたり、酒屋で日本酒の試飲をしたり、寺田屋を見学したり、月桂冠の記念館でお土産を買った。
京都駅から少し電車で出るだけで、町並みがガラッと変わるのが印象的だった。家々の屋根の高さや色合いが調和していて雰囲気が良かった。また、店の人の感じが柔和で、こちらまで朗らかな気持ちになった。
時間が余ったので京都タワーに登った。展望台では京都の町並みが一望できた。外国の旅行客が大勢いて、一瞬自分がどこに来たのか分からなくなりそうなほどグローバルな様相だった。無料の望遠鏡で色々な神社を眺めたあと、ビールを買って新幹線に乗り込んで帰路についた。
京都に行くのは7、8回目なのだけど、どれも桜や紅葉のシーズンだったので、5月の京都旅行というのは新鮮だった。盆地故、夏場の京都はむせ返るほど暑いのだけど、この時期は割りと過ごしやすく感じた。1泊2日の短い旅だったが、充実したものになった。