B'zのライブに行ってきたんだよ（※ネタバレあり）
※当記事は「B'z LIVE-GYM 2015 -EPIC NIGHT-」に関するもので、当日演奏された楽曲についてのネタバレを含みます。ご注意ください。
ライブ会場に着いてから演奏が始まるまでの時間はいつもソワソワする。
開演の30分前に到着すると横浜アリーナは人いきれで暑かった。入り口にはお祝いの花が飾られており、写真を撮る人が何人かいた。他にもグッズを買いに走る人、トイレに並ぶ人、ビールを呷る人など、大小様々な人の波が起きていた。私もビールを飲もうかどうか悩んだが、トイレが近くなりそうなのでひたすらお茶を飲んだ。
豪華な花の少し向こうにはガチャガチャがあった。立ち止まらないで進んでください、というスタッフが声をかける間も、引きも切らずガチャを回す音が響いており、さながら工場の中にいるような気分になった。
年甲斐も無くたくさん写真を撮ったりした。横浜アリーナが開業25周年記念ということで、B'z以外にもサザンオールスターズやX JAPANやLUNA SEAなど、数多くのアーティストのサイン色紙が飾られていた。aikoの色紙に、自分をデフォルメした絵などが描かれていて可愛かった。
ひと通り会場を見まわり、座席で終始ソワソワしていると、BGMが一段と大きくなり、メンバーがステージに姿を現した。
最初の5曲はアルバム「EPIC DAY」から演奏された。MCを挟んだ後に「Don't Leave Me」のイントロが始まり、会場が明らかに沸き立っていたので、ああ正直だなと思った。
B'z / Don't Leave Me - YouTube
個人的に一番ライブで化けたのは「Man Of The Match」だった。サビの王道進行ゴリゴリから4ビートジャズへ落としこむ流れが素晴らしかった。
ライブ中盤の「ultra soul」から「スイマーよ!!」のシングルの流れも良かった。B'zには少なからず振り付けの存在する楽曲*1があり、実は「スイマーよ!!」にもクロールのように手を前に伸ばす振り付けがあるのだが、あまりやっている人がいなくて寂しかった。
アンコールは「イチブトゼンブ」と「愛のバクダン」だった。良く言えば安心の、悪く言えば無難な締めだが、広くファンに知られていて明るく終われる曲となるとこうなるのかな、とも思った。
曲ももちろんだが、合間のMCもユーモラスだった。
稲葉浩志「お話でもしますか」
俺たち「いえーーいっ！！！！！！」
稲葉浩志「まあ、とりたててする話も無いんですが……」
俺たち「！？」
— ウラフライダー (@uraflider) 2015, 4月 4B'zのボーカルとして25年以上になるのに、今でもファンに対して謙虚というか、スマートな姿勢でいるのは本当にすごいと思った（小並感）。
そんなこんなでライブの時間はあっという間に過ぎていった。B'zのライブに行くのは2年前の「Pleasure 2013」以来で、どんな雰囲気だったっけ、と多少不安もあったが、始まってしまうと終始良い空気が会場を包んでいた。お客さんの年齢も年々上がっているような気がして、アンコール前に起きるお決まりのウェーブも心なしか小さめだった気がするが、それでも全力で楽しんでいる感があった。
ライブ終わりには小規模のオフ会をした。居酒屋はカラオケ大会の様相を呈していたが、私はひたすら焼き鳥とハイボールを胃に流し込んだ。
それでは皆さん、おつかれー。
*1:「恋心」「Wonderful Opportunity」など
